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幾何教程 正誤表


上巻 2刷で訂正するもの

 下巻 2刷で訂正するもの


 今後このページは増えていくのではないかと心配しております。明らかなミスプリント以外にも、分かりにくい点、不適切な表現も修正していくつもりです。
 また、原稿が LaTeX で書かれていて、ブラウザーの表現能力がそれに追い付いていないので、やむを得ず、修正部分は LaTeX のファイルの形式で書いてあります。意味は容易に推測できると思いますので、悪しからず。
 増し刷りされるごとに、ここに掲示した内容を修正していくように努力するつもりです。
 お気付きの点は是非、メールか掲示板に、どうぞ!!


上巻


 初刷り(2017.1.31)の修正点。

 下巻ができ上がる前に上巻を出したので,上下巻の整合性をとるための修正が多く出た. 短い文の引用が英語以外にある場合に,原文を付記せずに訳だけを付した場所がある.下巻では,必ず原文も挙げることにしたので,その種の修正も以下にあげる.
 また,下巻の校正中にオスターマンからerror.pdfがある場所にアップされていることを知らされた.上巻については,次の刷りで訂正するしかないので,増えてもいる.

p.vii,11行目, 「楽しめ.] ------> 楽しめ].」

p.vii,下から11行目, 「B.ギシン, ------> B.ギサン,」

p.ix,下から13行目, 「高官になる. ------> 高官になる人である.」

p.ix,下から12行目, 「geometryの訳語を幾何としたのだろうか. ------> geometryの訳語をなぜ幾何としたのだろうか.」

p.xiii,一番下に,下巻の目次を追加する.


 以下,引用の文章を日本語訳する際に,もとの文章が英語以外の言語で,その文章の英訳が付記されている場合と,付記されていない場合がある.
 付記されていなければ,その文章の後に,( )という括弧内にその日本語訳を書き入れてある.
 付記されている場合は,その英語の文章の日本語訳を元の文章の後に[ ]という括弧内にその日本語訳を書き入れることに統一したのが,実は下巻の初稿入校の直前であった.そのため,上巻では,その整合性が取れていないので,2刷りからは下巻での規約を採用することにした.
 英訳が付記されている場合,その文章以前の情報なしでただ訳しただけでは意味が取れにくいだろうと思うのか,元の文章にない情報が書き込まれていたり,文意を少し変更したりしている.その場合,本書が英語の本の日本語訳であるという立場を重視して,英語で書かれているものはそのまま日本語に翻訳することにしたのである.
 以下では,そういう引用で,上の規約では[ ]とすべきところを,( )にしてある箇所を挙げておく.2刷り以降では修正されていることを願っている.
 
 5ページ最初の引用,11ページ下から5行目の引用,36ページ最後の引用,39ページ脚注下から2行目,41ページ脚注,68ページ下から6行目,79ページ5行目,80ページ3行目,80ページ8行目,94ページ下から7行目,123ページ下から1行目,124ページ7行目,152ページ下から1行目,198ページ下から7行目,199ページ9行目,206ページ10行目,

2ページ目の引用のうち,クレローの文章はフランス語であったが,それを引用せず,日本語訳だけが書いてある.上記の規約によれば,フランス語の原文は書いてあるべきなので, それを追加する.
13行目「「幾何学はそれ自身抽象的なものではあるが,身を入れて学び始めるときに感じる難しさの中でも最も大きいのが,『原論』で学ばされるあの流儀であることは認めざるを得ない.第一歩を踏み出すときは常に,読者に無味乾燥さを約束する,多くの定義,公準,公理,予備的な原理で始めることになる.」 ---> 「Quoique la G\'eom\'etrie soit par elle-m\^eme abstraite, il faut avo\"uer cependant que les difficult\'es qu'\'eprouvent ceux qui commencent \`a s'y appliquer, viennent le plus souvent de la mani\'ere dont elle est enseign\'ee dans les El\'emens ordinaires. On y d\'ebute to\^ujours par un grand nombre de d\'efinitions, de demandes, d'axiomes, \& de principes pr\'eliminaires, qui semblent ne promettre rien que de sec au lecteur.(幾何学はそれ自身抽象的なものではあるが,身を入れて学び始めるときに感じる難しさの中でも最も大きいのが,『原論』で学ばされるあの流儀であることは認めざるを得ない.第一歩を踏み出すときは常に,読者に無味乾燥さを約束する,多くの定義,公準,公理,予備的な原理で始めることになる.)」」

目次,14ページなど,上巻の文中すべて,第1章,第2章,索引など「正5角形 ---> 正五角形」:上下巻での正多角形の表記の統一のため.2桁以上は数字のままで行く.
上巻の文中すべて,第2章,索引など「正6角形 ---> 正六角形」:上下巻での正多角形の表記の統一のため.
上巻の文中すべて,第5章,索引など 196ページ6行目,7行目「2角形 ---> 二角形」:上下巻での正多角形の表記の統一のため.
上巻の文中すべて,第1章,索引など「4面体 ---> 四面体」:上下巻での正多角形の表記の統一のため.
上巻の文中すべて,第2章,索引など「6面体 ---> 六面体」:上下巻での正多角形の表記の統一のため.
上巻の文中すべて,第2章,索引など「8面体 ---> 八面体」:上下巻での正多角形の表記の統一のため.

5ページ下から9行目「ユークリッド,III.20 ---> ユークリッドIII.20」

8ページ2行目の式「$\frac{c'}{b'}=\frac{c'}{b}$ ---> $\frac{c'}{b'}=\frac{c}{b}$」

9ページ図1.5の中の「[フェルマー(1929a)] ---> [フェルマー(1629a)]」

14ページ12行目「$32^{\circ}$ ---> $36^{\circ}$」

22ページ下から2行目「もし正方形$c^2$の{\bf 頂点}に星を置くと, ---> もし正方形$a^2$の{\bf 頂点}に星を置くと(図1.17でのように中心ではなく),」

26ページ表1.1,5角形の内接円の半径「 $\rho =\dfrac{3+4\Phi}{2\sqrt{5}}$ --->  $\rho =\dfrac{\sqrt{3+4\Phi}}{2\sqrt{5}}$」

27ページ下から5行目「美しい螺旋が得られ, ---> 美しい\ruby{螺旋}{らせん}が得られ,」

33ページ脚注「ディエトマー・ヘルマン ---> ディートマー・ヘルマン」

69ページ4行目「懐疑的で形にこだわる人のために,私はまた短い結びの文章を付け加えました. --->  Ich habe noch einen kurzen Schlusssatz hinzugef\"ugt -- f\"ur ungl\"au\-bige und formale Gem\"uther.[懐疑的で形にこだわる人のために,私はまた短い結びの文章を付け加えました.]」

127ページ10行目「ベルナール・ギシン ---> ベルナール・ギサン」

153ページ14行目,252ページ12行目,「グライツァー ---> グレイツァー」
これに伴い,人名索引も変えるとともに,位置を7項目下へ移動
207ページ下から1行目「タレスにより,タレスの定理により,」

219ページ脚注「レオンハルト・オイラー氏を讃えて ---> \emph{Lobrede auf Herrn Leonhard Euler}(レオンハルト・オイラー氏を讃えて)」

222ページ脚注「ピュタゴラスの定理の新証明 ---> \emph{Nova theorematis Pythagoraei demonstratio}(ピュタゴラスの定理の新証明)」 249ページ16行目「ガット,ワルドヴォーゲル ---> グート,ヴァルトフォーゲル」 これに伴い,位置を現在の250ページ12行の後ろに移動

256ページ6行目「一般規約3巻(数の一般規約と措置の第1部) ---> 一般規約3巻(数と計測の一般規約の第4部)」

268ページ1行目の「ユークリッド」の項は268ページの「ライプニッツ」の項の前に移動

279ページ中段下から5行目「螺旋 ---> らせん」とし,引用ページを27,108とする

文献表は,下巻に関係する文献について,下巻の訳が進んでいく中で変更する方が良い点が幾つか見つかったので,次の刷り以降は下巻初版の文献表(上巻の2刷りの文献表もこれに一致させる)を基本として正誤表も記載させていただきます.

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下巻

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 初刷(2017.11.30)の修正点。2刷で修正。

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