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『数論の3つの真珠』 正誤表


2刷りで訂正するもの, 3刷りで訂正するもの


 明らかなミスプリント以外にも、分かりにくい点、不適切な表現も修正していくつもりです。
 また、原稿が LaTeX で書かれていて、ブラウザーの表現能力がそれに追い付いていないので、やむを得ず、修正部分は LaTeX のファイルの形式で書いてあります。意味は容易に推測できると思いますので、悪しからず。
 増し刷りされるごとに、ここに掲示した内容を修正していくように努力するつもりです。
 お気付きの点は是非、メールか掲示板に、どうぞ!!


 初刷り(2000.9.10)の修正点。2刷りで修正。
p.13, 脚註の2行目 「{a, a+1, \ldots , a+n_{k-1}q_{n-1}-1} -----> {a, a+1, \ldots , a+n_{k-1}q_{k-1}-1}」

p.13, 脚註の6行目の右端 「(0\le i <n_{k-1}) -----> (0\le i <q_{k-1})」

p.13, 脚註の7行目の右端 「n_k= -----> n_{k-1}=」

p.24, 12行目 「a_k+1, ~a_k+1, ~ \ldots, -----> a_k+1, ~a_k+2, ~ \ldots,」

p.38, 下から9行目 「$C_{\mu}^*\subset C_{\mu}\subset C_h$ であって -----> $C_{\mu}^*\cup C_{\mu}\subset C_h$ であって」

p.39, 7行目 「 $c\in B_{\mu}^*$ が導かれるし ----->  $b\in B_{\mu}^*$ が導かれるし」

p.40, 9行目と13行目 「 \sum_{\mu=0}^{h-1}\{C_h^*(n)-C_h^*(n-m) ----->  \sum_{\mu=0}^{h-1}\{C_{\mu}^*(n)-C_{\mu}^*(n-m)」

p.57,脚注の4行目 「 1 +\frac1q < \frac{q+1}q ----->  1 +\frac1q = \frac{q+1}q」

p.61,3行目の最後に次の脚注を追加.以降の脚注番号が1つずつずれる. \footnote{[訳註]この解の個数の評価は,補題4を $s$ 回使っているので,この補題の評価より,$2^{-s}$ の乗法因子だけ良くなるが,\S 2の初めの注意にもあるように $c(n$ に繰り込まれて行くだけにしか効かないので,この形のもので十分なのである.}

p.71, 8行目 「 $|v_i^{(j)}|^{n-v}$ \le$ ----->  $|v_i^{(j)}|^{n-u}$ \le$」

p.71, 10行目 「 |a_{i,u}| |v_i^{(j)}|^{n-v}$ \le$ ----->  $|a_{i,u}| |v_i^{(j)}|^{n-u}$ \le$」

p.112, 下から1行目:「\frac1{pq}++ \Prod_{p,q,r:素数} -----> \frac1{pq}+ \Prod_{p,q,r:素数}」

p.121, 下から5行目:p.161, 19行目:p.172, 12行目:「陳景瀾 -----> 陳景潤」

p.122, 1行目:「1976年の時点では $B=1.90216054\ldots$ という計算がある.」 ----->  「$10^{14}$までの双子素数を実際に数えて計算すると,$B=1.90216057\ldots8$となるという.」

p.122, 下から2行目の文章の終わりに以下の脚注を追加: \footnote{2刷りの2010年末での記録は100355桁の$65516468355 \times 2^{333333} \pm 1$(Kaiser, Klahn, 2009)である.}.

p.122の脚注の最後に以下を追加する. 「2刷りの2010年末での記録は12978189桁の$2^{43112609}-1$というメルセンヌ素数である(E.Smith, 2008).」

p.123, 2行目:「本文第2章の初めの脚注 -----> 本文第3章の初めの脚注」

p.145, 13行目の文末に以下の脚注を追加
\footnote{2刷りの時点では$g(4)=19$であることが知られている}

p.145, 下から2行目の文末に以下の脚注を追加
\footnote{2刷りの2010年末での改良点は, $G(9)\le 50$, $G(16)\le 109$, $G(17)\le 117$, $G(18)\le 125$, $G(19)\le 134$, $G(20)\le 142$である.}

p.147, 下から8, 9行目(2ヶ所):「\le -----> =」

p.147, 下から9行目:「(1956年),」の後を以下のように変える.
「$c= 10^{43000}$ (Chen-Wang, 1989年) ,$c=10^{7194}$ (Chen-Wang, 1996年) までになったが,」

p.147, 下から4行目:「現在ではいくつまでになっているだろうか.」に以下の脚註を追加する.
\footnote{コンピュータで確認された範囲は $10^{20}$ (Y. Saouter, 1998年)までの報告がある.}

p.148, 9行目:「知られている.」に以下の脚註を追加する.
\footnote{$12\times 10^{17}$ (Oliveira e Silva, 2008年)までは確認されている.}

p.160, 1行目:「exponets -----> exponents」

p.161, 5行目:「Eigenshaften -----> Eigenschaften」

p.166, 23行目:「ケンブリッジ大学卒業(1857) -----> ケンブリッジ大学卒業(1757)」

p.172, 12行目:陳景潤の項を以下のように変更

\item[チェン] Jing-Run Chen(陳景瀾), 1933.5.22-1996.3.19. 中国福建省福州に生まれ,北京に死す. 整数論.双子素数の問題,ウェアリングの問題($g(5)=37$)やゴールドバッハの問題に貢献(1973).

p.178, 21行目:「20世来はじめに -----> 20世紀はじめに」

p.179, 20行目:「Elizabeth Maitland Wright.イギリス,アバディーン大学教授. -----> Edward Maitland Wright, 1906.2.13--2005.2.2. イギリス,ファンレイに生まれ,リーディングに死す. オックスフォード大学ジーザス校,クライスト・チャーチ,ゲッティンゲン大学で学ぶ. ロンドン大学,オックスフォード大学を経て, アバディーン大学数学科教授,学長(1962-76). 整数論,ベキ級数論,ウェアリングの問題.」

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 初刷り, 2刷り(2011.1.30)での修正点。3刷りで修正。
p.vi, 下から4行目:「整数は3つ以下の素数の和 -----> 整数は3つの素数の和」

p.52, 脚注:「第2項では $c(\ell) =3^{\ell-1}$ であり,第3項では $c(\ell) =3^{\ell-1}H$ であるが, -----> $c(\ell) =3^{\ell-1}$ であるが,」

p.73, 下から8行目:「|v_i^{(j))} -----> |v_i^{(j)}」

p.145, 2行目:表の中身の,g(4)の値を19に特定する.1992年のJ. M. Deshouillers and F. Dress, Sum of 19 biquadrates: on the representation of large integers, Anrc. Scuola Norm. Sup. Pisa, Cl. Sci., (4) 92(1992), 113-153.という論文で公表された.実際には,1986年に知られたようである.また,g(k)の値はすべて確定したので,本文のg(4)に関する文章を含む段落を改訂する必要がある.また,G(k)の値についても幾らかの進展があり, 改定したほうがよい.これらすべてを直すのは145ページから146ページにわたってかなりの修正が必要であり, 3刷りが行われるに考えることにする.

p.146, 6行目:「本文のように $P=\{0\} \cup \PP$ とおけば, -----> 」

p.146, 9行目:「\NN \subset (P+P+P)\cup \{1\} -----> \NN \subset (\PP+\PP+\PP)\cup \{1,2,3,4,5\}」

p.146, 11行目:「 2 \NN \subset P+P  ----->  2 \NN \subset (\PP+\PP)\cup \{ 2\} 」

p.146, 14-16行目を次のように変える:「 $(G) \Longleftarrow (G2)$ : $n\geqq 6$とする. $n$が偶数なら,$(G2)$ により,$n-2=p+p', ~ p, p'\in \PP$ と書け,$n=2+p+p'$と書ける. $n$が奇数なら,$n-3$に対して,同じ議論をすればよい. 」

p.146, 17行目:「偶数は $2n -----> 2以外の偶数は2n+2」

p.146, 17行目:「偶数は $2n~ (n\ge 1)$ と表わされる. -----> $4=2+2$であり,6以上の偶数は $2n~ (n\ge 3)$ と表わされる.」

p.146, 17行目:「$2n+2 > 1$ なので, -----> $2n+2 > 7$ なので,」

p.146, 18行目:「P -----> \PP」






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