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『微分のはなし』のホーム.

『微分のはなし』 目次




第1回 無限と有限と無限小と(2004年4月号)
一番大きな数(定義1)
数と数の間の数(演習1)
有理数も無理数も(演習2-4;要請1)
可能無限小と収束する数列(演習5-6;定義2)
まじめに発散する数列(演習7-8;定義3)
 
第2回 無限と有限の狭間(2004年5月号)(演習9-10)
2項定理は数学的帰納法の故郷(演習11)
多項式の次は?
指数 aαの定義(演習12-14)
事実1と2の無限大・無限小の大小(演習15-16;定義4)
2重数列と事実1と2の狭間(演習17)
実数の定義(区間縮小法)(要請2;定義5)
数 e の定義と連続の公理(要請3)
数 e の定義をもう一度(演習18)
階差数列からみれば,数列も級数(演習19-22)
 
第3回 狭間を級数から見る(2004年6月号)
反省と言い訳:e の定義ふたたび(演習23)
コーシー列(演習24-26;定義6-8)
収束しない数列たち(演習27-29;要請4;定義9)
コーシー列は収束する(演習30-33;要請5)
交代級数(行ったり来たりじゃ遠くにゃ行けぬ)(演習34)
正項級数(演習35-37)
級数からはたくさんの狭間が見える(演習38-40)
 
第4回 関数の話にしよう(2004年7月号)
流れに棹差して
集合の言葉(演習41-42)
写像の言葉(演習43;定義10)
関数登場(演習44;定義11,12)
位相の言葉(演習45-46;定義13)
素直な関数たち(演習47-48)
不連続点あれこれ(演習49-50;定義14)
 
第5回 連続と連結とコンパクト(2004年8月号)
連続関数の2 大定理
集合の上限・下限(演習51;定義15;要請6)
中間値の定理の証明(演習52-53)
最大値の定理の証明
ノルム空間・内積空間としての ユークリッド空間(演習54-55;定義16-17)
距離空間・位相空間としてのユークリッド空間(演習56-57;定義18)
平面曲線(演習58-60)
丸餅と大福餅と鏡餅の問題(演習61)
 
第6回 多項式と微分(2004年9月号)
既知の連続関数
単調性と連続性 : 連続関数の具体例(演習62)
関数等式で定まる連続関数(演習63)
関数としての多項式(演習64)
ホーナー法(演習65)
ホーナー法で無理数解を近似する(演習66)
多項式の微分==>多項式の1次近似と微係数
多項式の微分(演習67)
 
第7回 微分:定義と基本性質(2004年10月号)
有理関数の微分(演習68)
一般の関数の微分(演習69;定義19)
導関数を表わす記号
基本性質(演習70-71)
合成関数, 逆関数(演習72-73)
ライプニッツの記号で書けば
微分可能な関数の例 : 指数関数(演習74)
微分可能な関数の例 : 双曲線関数(演習75)
微分可能な関数の例 : 三角関数(演習76)
逆関数で表わされる微分可能関数の例(演習77-78)
微分の定義の補足的注意と例(演習79)
 
第8回 微分の応用:最大最小とテイラーの定理(2004年11月号)
ロルの定理と平均値の定理(演習80)
微分可能関数の増減(演習81-82)
フェルマーの原理(演習83-85)
コーシーの平均値の定理とド・ロピタルの定理(演習87)
ド・ロピタルの定理(演習88-90)
テイラーの公式(演習91-92)
テイラー展開(演習93-94)
 
第9回 図形に対する微分の応用(2004年12月号) (演習95)
直線とその傾き
直線の傾きと微係数
曲線の傾きと微係数(演習96)
円と接線(演習97)
曲率(演習98)
凸関数(演習99)
 
第10回 多変数関数と偏微分(2005年1月号)
多変数の連続関数(演習100-101)
偏微分可能性(演習102)
高階の偏導関数(演習103-104)
微分可能性と全微分(演習105;定義20)
高階の微分可能性
平均値の定理とテイラーの公式と有限増分の定理(演習106)
合成関数の微分と微分の幾何的意味(演習108-110)
陰関数の定理(演習112-114;定義21)
条件つき極大極小とラグランジュの未定乗数法(演習115-116)
 
第11回 項別微分とベキ級数(2005年2月号)
各点収束と一様収束(演習117-121;定義22-23)
項別微分(演習122)
ベキ級数と収束半径(演習123-124)
収束半径の求め方(演習125-126)
テイラー級数(演習127-129)
係数比較で微分方程式を解く
 
 

目次を書いていて始めて,同じ見出しがあることに気がついた. 第6回の「多項式の微分」である. 従ってこれは,本文のミスであって,この目次のミスではない.
あーあ,もう直せない.困ったもんだ.
でも直す(as above)本にするときの準備(もし好評で,本にしてもいいと出版社が思ってくれたとき.読者の皆さんのご支援が何よりの推進剤です.宜しく).

その後,本にすることが決まりました. 連載をそのまま本にするのですが,出来上がった本を見た人が,連載ゆえの言い回しを許容してくれるわけでじゃないので,その書き直しをしています.
演習中心というスタイルは変わりませんが,やはり定理は定理らしく,そして,証明を本文で与えているものまで演習と書いているのは,連載を知らずに本を読む人にとっては不親切.
で,その分の体裁の直しをしています. それはまあ,最低限の直しになるのですが,じつはこれ,最初は2年間の連載でもよかったらしいんですが,僕の方で2年間連載で拘束されることを嫌って,そうならなかったという経緯があるのです. そして,毎回の原稿の遅さに編集が疲れ切って,連載を続けようという話にはなりませんでした. がその代わり,その分を書き下ろしで,という企画を編集の人が通してしまったので,それもやらないといけません.上下巻として,しかも同時発売だというのです.
他に仕事がなければ,とてもよい話なのですが,一杯仕事があるのです.来年の春までに,この2冊を含めると,1,2,...3,4,...5,6,..7.うーん,7冊も請け負っているぞ.しかも,それ以外に前から頼まれているのが,1,..,2,3,4.うーん,何がなんだか分からない.
それに,達人派遣事業に協力しているので,全国各地の小中高校に出かけることになっているし,....うーん・・・・・・
それはともかく,下巻はまだ1行も書いていませんが,一応のプランはあります.
上巻の切りが着いたら,このページのどこかにデータを少し漏らして,批判を仰ぎつつ,.....そんな暇あるかなあ.

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